Rückblick

自動車業界は大きな変革の時代を迎えようとしています。エネルギー効率、環境適合性、安全性、接続可能性、フレキシビリティ等に対する要請は高まり、変化しています。電気自動車が本当に未来の車なのか。ハイブリッド車や水素自動車等が次世代自動車になる可能性はないのか。内燃エンジンに生き残るチャンスはあるのか。設計者達は自動車製造において最大限の安全性を維持しつつ車体重量と製造コストを削減すべくしのぎを削っていますが、簡単な課題ではありません。車の利用方法についても、より効率的で柔軟で安全な方法が追求され、やがては自動運転にまで至ろうとしています。日本とドイツはこれらの共通する課題に直面しています。

今年の経済シンポジウムでは、日独両国の専門家がこれらの課題に関する業界の展望、技術的革新並びに国境を越えた協力の可能性について議論しました。

今年の日独経済シンポジウムは2018年5月28日にホテル・インターコンチネンタル・デュッセルドルフにて
「自動車の未来 日本とドイツからの技術革新」をテーマに開催しました。

ノルトライン=ヴェストファーレン州経済・イノベーション・デジタル化・エネルギー省大臣Prof. Dr. アンドレアス・ピンクヴァルト氏、在デュッセルドルフ日本国総領事水内龍太氏、デュッセルドルフ市長トーマス・ガイゼル氏、在デュッセルドルフ日本商工会議所会頭奥村彰規氏による挨拶をもって、350名の参加者の前に開催されました。

基調講演はドイツ側はKirchhoff Automotive HoldingのマネージングパートナーとCEOでドイツ自動車工業会の副会長のアルントG.キルヒホッフ氏が「大変革期に於ける自動車部品メーカ デジタル化とEモビリティのはざまで」をテーマに、日本側は日本自動車工業会欧州事務所所長、岡紳一郎氏が「日本のモビリティビジョンと日欧協力の可能性」をテーマに行われました。

次の6つのケーススタディによって現状が紹介されました:Toyota Motor Europeベルリン事務所副所長のフェルトマン真理子氏は「Driving Change - トヨタ環境チャレンジ2050」を紹介しました。続いて仲二見裕美氏はAsahi Kasei Europe GmbH R&Dセンターセンター長として「欧州での旭化成の次世代自動車への挑戦」についてお話しされました。Renesas Electronics Europe ADASビジネス部のソリューションマネジャーのウヴェ・ヴェストマイェル氏は「先進運転支援システム及び自動運転のグローバルソリューション」について説明されました。Ericsson最高経営責任者のシュテファン・キョツ氏は「5Gテクノロジーに向けて:業際R&D連携の例」をテーマに述べました。Streetscooter GmbHの副社長のDr. ヨルク・サロモン氏は「Streetscooter - スタートアップからドイツ最大のEモビリティプロジェクトへ」を紹介しました。最後にthyssenkrupp AG のCTO Dr. ラインホルト・アハツ氏が「エネルギー転換の枠組みにおけるオートモビリティ」について話されました。

TÜV Rheinland Group モビリティ部門のEVP のDr. マティアス・シュベルト氏が司会を務めた、ケーススタディ6名を招いてのパネルディスカッションでは本課題についての活発な意見交換の他、将来の多種多彩な日独協力の可能性を探りました。

 フライヤー2018

プレゼン 岡_JAMA

プレゼン Feldmann_Toyota Motor Europe

プレゼン 仲二見_Asahi Kasei Europe GmbH

プレゼン Westmeyer_Renesas Electronics

プレゼン Koetz_Ericsson

プレゼン Dr. Salomon_Streetscooter GmbH

プレゼン Dr. Achatz_thyssenkrupp AG

ノルトライン=ヴェストファーレン州と州都デュッセルドルフ市には600社以上の日系企業があり、ドイツ最大の日本経済拠点となっています。NRW州、デュッセルドルフ市、当地日本人社会の三者は、既に2002年より「デュッセルドルフ/NRW日本デー」を毎年開催しています。その一部として定着している日本経済シンポジウムは、日本経済の欧州拠点としてのデュッセルドルフの重要性を際立たせるものです。

 
主催者: Ministerium für Wirtschaft, Innovation, Digitalisierung und Energie des Landes Nordrhein-Westfalen; NRW.Invest GmbH; Japan-Tag Düsseldorf/NRW e.V. (Japanische Industrie- und Handelskammer zu Düsseldorf e.V., Japanischer Club Düsseldorf e.V.); Landeshauptstadt Düsseldorf
パートナー: Deutsch-Japanischer Wirtschaftskreis e.V. (DJW); Japan External Trade Organisation (JETRO); Industrie- und Handelskammer zu Düsseldorf (IHK)

主催者:
Ministerium für Wirtschaft, Innovation, Digitalisierung und Energie des Landes Nordrhein-Westfalen
NRW.Invest GmbH
Japan-Tag Düsseldorf/NRW e.V. (Japanische Industrie- und Handelskammer zu Düsseldorf e.V., Japanischer Club Düsseldorf e.V.)
Landeshauptstadt Düsseldorf
パートナー:
Deutsch-Japanischer Wirtschaftskreis e.V. (DJW)
Japan External Trade Organisation (JETRO)
Industrie- und Handelskammer zu Düsseldorf (IHK)
スポンサー: All Nippon Airways Co., Ltd., Toshiba Electronics Europe GmbH/Toshiba Europe GmbH/Toshiba TEC Germany Imaging Systems, White & Case, The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Ltd., Hitachi Europe GmbH, Mitsui & Co. Deutschland GmbH, Nikko Hotel Düsseldorf

過去の経済シンポジウム:


2017: 企業連携とイノベーション デジタル化・グローバル化の進む経済における
     新たな成功戦略, Flyer
2016: インダストリー4.0とデジタル革命の実現可能性 
     日独企業の新しいビジネスモデル, Flyer
2015:経済発展の原動力たるヘルスケア産業と医療技術 日独両国および
     ノルトライン=ヴェストファーレン州における最新動向と投資・
     提携の展望, Flyer
2014: エネルギー政策転換によるチャンスー再生可能エネルギー・省エネルギー・
     エネルギー効率化・エコ建築ー, Flyer
2013: 将来のロジスティックス戦略, Flyer
2012: エネルギー政策転換におけるチャンス, Flyer
2011: 日独通商150周年: 日独経済における最新・将来の投資分野, Flyer
2010: 最新エネルギー技術とeモビリティ 日独両国における展望とチャンス, Flyer
2009: Strategic Responses to the Global Economic Turndown – Different 
      Approaches – Joint Action, Flyer
2007: 日本とドイツ – アジアと欧州における魅力あふれる産業立地環境, Flyer
2006: 日独におけるスポーツ・ビジネスと地域経済との関わり
      – サッカーW杯開催を記念して -, Flyer
2005: 人は財なり -日独企業の人材育成戦略, Flyer
2004: Japanese Cool and German Cool – Neue Design- und Imagestrategien 
          in Japan und Deutschland, Flyer
2003: 挑戦なくして勝利なし – 日本・NRW企業:成功への道, Flyer
2002: Kooperation von Wirtschaft und Wissenschaft in Deutschland und
          Japan